外科学研究助成基金について

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設定趣意書

 我が国における最近の外科学の進歩には、まことに著しいものがあり、心臓や肝臓の難治の疾患にも臓器移植で対応する道も開けつつあります。いうまでもなくこのような外科学の進歩は一朝一夜に成し遂げられたものではなく、幾多の諸先達、諸先輩の諸業績の上に、たゆまぬ研究、研鑽を積み重ねることにより達成されたものといえます。
 この研究、研鑽に対しては国等の公的機関や財団法人、篤志家等より多額の支援が行われておりますが、研究テ-マの多様化・高度化に伴い支援の一層の充実・拡大が必要とされております。
 この事情を踏まえて、かねてから外科学関係者の間に外科学に関するすぐれた研究の奨励・若手研究者の育成、研究会等の開催、研究者の国際交流に対する助成を充実し我が国の外科学の振興をはかるために基金を設けてはどうかという声がありました。
 先般たまたま昭和天皇陛下ご療養のお礼として御下賜金を賜ったことを契機として、東京大学医学部第一外科学教室同窓生その他 多くの方から浄財が寄せられましたので、これを原資として公益信託外科学研究助成基金を設定することといたしました。趣旨にご理解を賜わり、助成内容の充実・拡大を図るべく、引き続き基金の財政基盤の強化・拡充のご協力を賜われば幸いに存じます。

平成7年7月17日



東京都文京区本郷七丁目3番1号
学士会館分館内
外科学研究助成基金準備委員会
代表 武藤 徹一郎