公益信託 外科学研究助成基金

公益信託・外科学研究助基金について

 昭和62年の秋、天皇陛下は手術を必要とされる病になられ、私が執刀することになりました。
 一応手術の目的は達せられましたが、その際、陛下からいささかのご下賜金を頂き、周囲の人達とその使途についてご相談しましたところ、外科学の発展、振興のために、特に若手の外科医のために研究奨学金にしたらどうであろうかというご意見を頂きました。
 当時、私の定年退官に際し、東京大学医学部第一外科同窓会の皆様から寄付金を頂き、その他の資金を加えて公益信託として研究助成をすることにいたしました。
 その後、心ある篤志家多額のご寄付を頂いたりして、これまでほぼ20年間、助成事業を行ってまいりました。毎年、公募による応募者から選考して数件を決定しており、すでに総計200件を超えていますが、何時も数倍の応募者がおられるという状況です。
 このように、昭和天皇のご意思の一部は達成されてきたように思いますが、毎年、なお多くの希望者がおられ、その要望に応えるべく関係者はその運営に努力しております。
 今後とも皆様がたのご理解とご支援をお願いする次第です。
平成25年9月
東京大学名誉教授
日本赤十字社医療センター名誉院長
森岡恭彦

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